[東京 12日 ロイター] - 2019年度補正予算案の全容が12日、分かった。新たな経済対策への歳出などで4兆4722億円を追加する一方、国債費の不用分や地方交付税交付金の減額で、総額は3兆1946億円となる。歳入では、当初見込んだ税収から2兆3150億円減額し、赤字国債を2兆2297億円追加する。税収下振れに伴う赤字国債の追加発行は3年ぶり。
追加歳出の内訳は、1)災害からの復旧・復興に2兆3086億円、2)経済の下振れリスク対応に9173億円、3)東京オリンピック・パラリンピック後も見据えた活力維持に1兆0771億円——が柱。
台風15号や19号を受けた治水対策に2437億円計上するほか、ポスト5G情報通信システムの基盤強化対策に1100億円を充てる。個人消費の下支え策としてキャッシュレス・ポイント還元事業1497億円も盛り込んだ。
歳入は赤字国債や税外収入、剰余金受け入れのほか、建設国債も2兆1917億円追加する。補正予算案は13日に閣議決定する。
(山口貴也)