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米新築住宅販売、10月減少も底堅く 9月は12年ぶり高水準

2019年11月27日(水)05時13分

米商務省が26日に発表した10月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済)は、年率換算で前月比0.7%減の73万3000戸だった。カリフォルニア州オーシャンサイドで昨年6月撮影(2019年 ロイター/MIKE BLAKE)

[ワシントン 26日 ロイター] - 米商務省が26日に発表した10月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済)は、年率換算で前月比0.7%減の73万3000戸だった。市場予想は70万9000戸。一方、前月分は上方修正されるなど、住宅金利の低下が後押しとなり、住宅市場は全般的に底堅さを保っているとみられる。

前年同月比では31.6%増加。9月分は当初の70万1000戸から73万8000戸に上方修正された。これは2007年7月以来12年ぶりの高水準だ。

住宅価格は中央値で前年比3.5%下落し31万6700ドル。販売物件の価格は20万ー40万ドルに集中しており、20万ドル未満の物件が販売に占める割合は9%にとどまっている。

連邦準備理事会(FRB)による今年3回の利下げに伴い、住宅金利は低下している。連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の資料によると、30年固定住宅ローン金利は足元3.66%で推移。昨年11月時点では4.94%まで高止まっていた。

地域別では、販売の大半を占める南部が3.3%減。北東部も18.2%と大幅に落ち込んだ。一方、西部は7.1%、中西部は4.2%、それぞれ増加した。

住宅在庫は0.3%増の32万2000戸。販売ペースに基づく在庫の消化期間は5.3カ月で、前月の5.2カ月からやや拡大した。

このほか、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が発表した9月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数によると、米主要20都市圏の住宅価格動向を示す指数は前年比2.1%上昇した。前月は2.0%上昇だった。

米連邦住宅金融局の9月住宅価格指数も前年比5.1%上昇し、住宅価格の堅調な伸びを示した。

住宅投資は第3・四半期に増加に転換。それまでは6四半期連続で縮小していた。これは2007─09年の景気後退期以降で最長。

JPモルガンのエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は「住宅投資はこの四半期も再び上昇するとみており、住宅市場は引き続き住宅ローン金利低下による恩恵を受けている」と述べた。

*内容を追加しました。

ロイター
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