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米経済は「良い状況」、インフレを注視=米シカゴ連銀総裁

2019年11月07日(木)04時08分

米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は6日、現行の金利水準は米経済を支援しているが、今後ショックが発生した場合には十分ではないと述べた。写真はワシントンのFRB本部。3月撮影(2019年 ロイター/Leah Millis)

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は6日、米経済は良い状況にあるが、金利の方向性を判断する上でインフレ率の動向が重要になるとの見方を示した。

エバンズ総裁は、ニューヨークで開かれた外交問題評議会(CFR)のイベント後に記者団に対し、「米経済は現時点で良い状況にある。米消費も非常に堅調だ。政策も良い状況にあり、素晴らしい調整を実施してきた」と述べた。

米連邦準備理事会(FRB)は10月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50─1.75%に25ベーシスポイント(bp)引き下げることを8対2で決定。米経済見通しが大幅に悪化した場合のみ、再度利下げを実施するとした。

ただエバンズ総裁は個人的な見解として、米経済にネガティブなショックが今後生じた場合には現行の金利水準は適切ではないと指摘。「マイナス面での大きなショックがあった場合、その原動力を大幅に変更できるほど十分な調整は行われていないため、対応する必要がある」と語った。

またFRBはインフレ率の2%目標が対照的、すなわち目標水準の上下双方向のずれが容認されることを一段と説明する必要があると言及。「対照性の意味を明確にすることは重要だ。インフレ目標は2%だが、2%が上限であるかのように行動すれば、金融政策の追加緩和余地が低下する」とし、今後の金融政策のスタンスに関する判断の一環としてインフレを注視するとした。

*内容を追加しました。

ロイター
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