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エアバスの次期軍用輸送機、独軍が要求達成を疑問視
3月29日、欧州の航空機製造大手エアバスが開発を進めている次期軍用輸送機「A400M」には次々に問題が発生している。写真はエアバスA400M機。パリ近郊で2017年撮影(2018年 ロイター/Pascal Rossignol)
[ベルリン 29日 ロイター] - 欧州の航空機製造大手エアバス
報告書は、老朽化が進んでいる現行の輸送機C-160トランザールが2021年以降に退役するまでにA400Mが技術的な全ての要件を満たせないリスクは「非常に大きい」と指摘。「技術的性能が契約で定められた水準に達するのか、達成時期はいつなのか、性能が要件を満たした機体を何台配備できるのか不透明だ」と懸念を示した。
ドイツ軍によると、これまでのデータではA400Mを用いた医療救助などの作戦遂行に最大で50マンアワー(人/時、1人で作業する場合にかかる延べ時間)を要することになり、実務的には「受け入れがたい」という。
一方でエアバスは、ドイツ軍が定める作成遂行にかかる時間の基準が他国と大きく異なると主張している。
関係筋が先週ロイターに明らかにしたところによると、当初200億ユーロを見込んだA400Mの開発費は既に300億ユーロを大幅に超えている。エアバスは先月、A400M関連で新たに13億ユーロの費用を計上したと発表した。





