ニュース速報

ドル一時107.86円、5カ月ぶり安値

2019年06月04日(火)15時57分

[東京 4日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から円高の107円後半。一時107.86円まで売られ、1月10日以来5カ月ぶり安値を更新した。米国の通商政策や利下げへの警戒感が、ドル売り/円買い手掛かりとなっている。

海外市場の終盤に108円台を割り込んだドルは、東京市場でも上値の重い展開が継続。午前の取引で一段安となった。「トランプ米大統領の通商政策が世界経済を冷え込ませるとの懸念が根強い」(FX会社)ことに加え、セントルイス地区連銀のブラード総裁が前日に、米利下げが「近く正当化される可能性がある」と述べたことも重しとなった。

日中には、メキシコペソが1月以来の安値となる5.43円付近から、5.48円付近へ切り返す場面もあった。米共和党がトランプ大統領の計画する対メキシコ関税法案を阻止するための採決を実施すべきか、協議を始めたとワシントンポスト紙が伝えたことが話題となったが、買いの勢いは続かなかった。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)はこの日、市場予想通り政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の1.25%とした。利下げは16年半ば以来約3年ぶり。

ロウ中銀総裁は声明で「持続的な経済成長やインフレ目標の達成を支援するため、引き続き労働市場の状況を注視し、金融政策を調整する」と表明したが、発表後の豪ドルは75円前半から半ばで売買が交錯。「利下げ継続に関する明確なシグナルがなかった」(アナリスト)ためだという。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 107.90/92 1.1251/55 121.42/46

午前9時現在 108.02/04 1.1243/47 121.47/51

NY午後5時 108.06/09 1.1240/42 121.46/50

(為替マーケットチーム)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

パキスタンとアフガニスタンの衝突再燃、周辺国や中ロ

ワールド

パキスタンとアフガニスタンの衝突再燃、周辺国や中ロ

ビジネス

JPモルガン、オフショア人民元ロングを解消 元高抑

ワールド

独失業者数、2月は小幅増 失業率6.3%で横ばい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルーの大スキャンダルを招いた「女王の寵愛」とは
  • 4
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 5
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 6
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 7
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 8
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 9
    ウクライナが国産ミサイル「フラミンゴ」でロシア軍…
  • 10
    がん治療の限界を突破する「細菌兵器」は、がんを「…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 9
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 10
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中