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NY自動車ショー開幕、各社は需要低迷続いてもEVに積極投資
[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米国の電気自動車(EV)需要はなお低調だが、17日に開幕したニューヨーク自動車ショーで業界幹部らは、忍耐が必要と主張しながら多額のEV向け投資を推し進める姿勢を示した。
自動車メーカー各社は、世界的な規制強化を理由にEV車の開発に力を入れている。
米国の昨年の自動車販売台数に占めるEVないしプラグインハイブリッドの割合は約2%にとどまった。このうち3分の1以上を米EV大手テスラ
自動車販売ウェブサイトのオートトレーダーのアナリスト、ミシェル・クレブス氏は、EV販売台数は充電設備、価格、バッテリー性能が改善されるまで比較的控えめな水準で推移するとみている。
ニューヨークで業界幹部は、EV販売の障壁として、持続する原油安、不十分な消費者知識、残存価額の低下、高い初期費用と充電施設に対する消費者の不安を挙げた。
こうした状況にもかかわららず、各社は従来のプラグインモデルよりスポーティーで、創造性あふれるEVを披露している。
韓国現代自動車<005380.KS>は1回の充電での航続距離が推定200マイルで急速充電が可能なコンセプト車「ミント」を、系列の起亜自動車もバタフライドアが特徴のクロスオーバーEVのコンセプト車をそれぞれ発表した。
ドイツ自動車大手ダイムラー
一方、英ジャガー・ランドローバー
また独フォルクスワーゲン(VW)