[ロンドン 3日 ロイター] - 英金融サービス部門のロビー団体「ザ・シティUK」は3日、英国が欧州連合(EU)離脱後も金融分野で世界的な役割を保持するには欧州企業に加え、米国や日本など「旧友」との関係強化が重要になるとの見解を示した。

同団体は、6月の国民投票でEU離脱が決定したことで業界の世界的な競争環境がより厳しくなったとし、金融セクターと政府向けに「やることリスト」を公表した。

ザ・シティUKのクリス・カミングズ最高経営責任者(CEO)は、欧州の企業が事業を行う上で英国の金融サービス部門と会計や法律などの専門分野にどれほど依存しているかをもっと重視する必要があると指摘。

これらの企業を支援することが、今後の英国とEUの貿易協定交渉で単一市場へのアクセスを確保するために重要となるとの見解を示した。

同CEOは「欧州の主要企業からは、ロンドンを通じてビジネスを行いたいという声を聞いている。人材が豊富で資本市場に深みがあるからだ」と語った。

ザ・シティUKはまた、財務省に対し、金融サービス貿易投資委員会を強化するよう要請。中国やインドといった新たな市場と同様に米国や日本などの「旧友」にも焦点を当てるべきだとした。

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