アメリカン・エキスプレスと全日本空輸(ANA)は8月19日、共同記者発表会を開き、2009年の発行開始以来初となる提携カードの全面リニューアルを発表した。リニューアルされたのは、一般、ゴールド、プレミアムの3券種で、いずれもANAらしさを象徴する航空機の尾翼をモチーフに、現代的で洗練されたデザインに仕上がっている。

また、ゴールドとプレミアムでは特典の内容も強化され、年間のカード利用額に応じてボーナスマイルが獲得できるサービスが新設された。具体的には、ゴールド・カードが年間400万円以上の利用で1万5000マイル、プレミアム・カードは年間600万円以上で3万マイルが進呈されるしくみだ。

そのほか、羽田空港第2ターミナルの「Power Lounge Premium」の無料利用や、ダイニング予約サービス「ポケットコンシェルジュ」の利用で、20%のキャッシュバックが受けられる特典も導入。アメリカン・エキスプレス・インターナショナル上席副社長の水村直美氏は、記者発表会の席で「ゴールドはANAマイルの獲得をより追求したカードに、プレミアムは最高峰の旅の体験を実現するカードに生まれ変わった」とその意義を語った。

アメリカン・エキスプレスとANAの提携カードが初のデザイン刷新
記者発表会でプレゼンテーションを行ったアメリカン・エキスプレスの水村氏

リニューアルの背景にあるのは「旅行需要の回復」で、アメリカン・エキスプレスの調査によると、2026年に3回以上の旅行を予定している日本の回答者は、前年の39%から64%へと急伸。6回以上の旅行を予定する人も、22%に上っている。

そうした中、マイルを貯めやすい設計を打ち出し、「日常の買い物や食事でカードを使い、貯まったマイルで上質な旅を楽しむ」という好循環を狙ったのが、この新カードなのだ。なお、特典強化に伴い年会費も改定され、ゴールドは4万2900円、プレミアムは18万7000円となる(一般カードは7700円で据え置き)。

新カードの申し込み受付は9月2日にスタート。新規入会キャンペーンや「ANAアメックス ドリームキャンペーン」も開催される。旅をスマートかつお得に楽しみたい人にとって、17年越しのリニューアルは見逃せないものとなりそうだ。

アメリカン・エキスプレスとANAの提携カードが初のデザイン刷新
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