[シドニー 17日 ロイター] - 外国為替市場の行動規範整備に向けた国際決済銀行(BIS)の取り組みを主導するオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のデベル総裁補は17日、二部構成となる行動規範の第一部が5月下旬に発表される見通しだと明らかにした。すべての参加者に規範遵守を促す「メカニズム」が盛り込まれるという。
BISは、不正問題で打撃を受けた外為市場の信頼回復に向け、行動規範作りに取り組んでいる。
デベル総裁補は「メカニズムの具体的な詳細はまだ策定中だ」とし、「これに関しては5月にニューヨークで、より明確になるだろう。現時点では、単一のメカニズムではなく、一連のメカニズムを想定している」と述べた。
また「われわれは、行動規範は、力強く公平な市場、流動性が高くオープンで透明な市場を推進すべきだという指針に基づき、規範作りに取り組んでいる」とし、「このことは信頼不足の問題への対応と、ホールセール外為市場の効果的な機能拡大に寄与する」と語った。
行動規範の完成版は2017年5月にロンドンで行われる会合後に発表される予定。