[北京 27日 ロイター] - 中国国家統計局が27日発表した2015年12月の工業部門企業利益は前年同月比4.7%減少し、11月の1.4%減からマイナス幅が拡大した。減少は7カ月連続で、2011年の統計開始以降最長。
景気減速で販売が鈍る中、多くの企業がビジネス獲得のため値下げを強いられた。
投資削減や失業、不良債権をめぐる懸念が浮上し、14カ月ぶりの安値に落ち込んでいる株価に一段の圧力がかかるとみられる。
通年の工業部門企業利益は前年比2.3%減少。2014年は3.3%増だった。
統計局は、国内外の需要低迷に加え、コスト高と流動性ひっ迫が企業の生産と業務を圧迫したと説明した。
統計局の当局者は声明で「生産者物価の低下も企業利益を圧迫した」と指摘した。
2015年は41のセクターのうち、29セクターが増益となる一方、12セクターは減益となった。
鉱業セクターの利益は主に供給過剰とコモディティーの国際価格下落を背景に58.2%減少した。
国有企業の利益も21.9%減と大きく落ち込んだ。一方、民間企業の利益は3.7%増だった。
INGの推計によると、国有企業は工業部門企業利益の3分の1を占めるという。
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