[ロンドン 17日 ロイター] - 米バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの月例調査によると、ユーロ圏の株式に対する世界の投資家の楽観的な見方が数年ぶりの水準に高まった。欧州中央銀行(ECB)の国債買い入れプログラムが望ましい経済効果を生み出すとの期待が背景。
ユーロ圏株式の投資配分比率は2月に上昇し、2007年5月以来の水準となった。
ユーロ圏株式を「オーバーウエート」としているとの回答の割合は55%で、1月の20%から上昇。欧州経済の改善を見込んでいるとの回答の割合も49%から81%に上昇した。
また、51%が今後1年間に最も選好する株式市場は欧州と回答。1月の18%から上昇し、過去最高となった。
バンカメ・メリルの欧州株式・クオンツストラテジスト、マニッシュ・カブラ氏は「欧州株式に対するセンチメントはファンダメンタルズを上回っている。弱気筋は1人もいないようだ」と指摘した。
一方、米国株のオーバーウエート比率は6%と、前月の24%から大幅に低下した。
全般的な世界株の投資配分比率は7カ月ぶりの高水準だった。
調査は196人のファンドマネジャー(運用資産総額5590億ドル)を対象に実施。期間は2月6─12日で、ギリシャ総選挙で反緊縮派の新政権が誕生した後だが、同国向け支援プログラムの延長をめぐる新政権とユーロ圏諸国の協議が決裂する前だった。