[パリ 10日 ロイター] - 10日の欧州株式市場は反発して取引を終えた。ギリシャの債務問題をめぐる交渉が合意に達する可能性を示唆した複数の報道で、市場心理が好転した。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は8.38ポイント(0.57%)高の1488.39で取引を終えた。DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は35.38(1.06%)高の3383.13で引けた。

マーケット・ニュース・インターナショナル(MNSI)の報道によると、欧州委員会が妥協案を提示する。ギリシャが6カ月間の金融支援延長を申請し、その間に全ての懸案事項や支援終了後の計画について協議、合意するよう求めるという。

ギリシャの主要株価指数<.ATG>は7.98%上昇した。ギリシャ・ナショナル銀行(NBG)は20.8%、ユーロバンクは19.7%、ピレウス銀行は15.6%値上がりした。

オーストリアのライファイゼン・バンク・インターナショナル<RBIV.VI>は7.1%の値上がりだった。ロシアとの取引を減らすほか、ポーランドとスロベニアの事業を売却するとの発表が好感された。

監視カメラ世界首位であるスウェーデンのアクシス<AXIS.ST>は49.9%上昇した。キヤノン<7751.T>が約236億スウェーデンクローネ(約28.3億ドル)でアクシスを買収すると発表したことが好感された。

一方、スイスの銀行大手、UBS<UBSG.VX>は2.6%下落した。スイスフランの急上昇とマイナスの中銀預金金利がもたらす影響に警戒感を示したことが不安視された。

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