一方、英政府は20日、米国との特権的な貿易上の地位は維持される見通しとの見解を示した。
各国がトランプ関税に順応しつつある面もある。国際通貨基金(IMF)は最新の「世界経済見通し」で、2026年の世界経済は「底堅い」3.3%の成長率になると予測した。中国は国内の生産者がトランプ氏の関税攻勢に適応し、米国以外の市場向け輸出が拡大した結果、25年の貿易黒字が約1兆2000億ドルと過去最高を記録した。
EPCのフォルクマン氏は、「(トランプ氏の相互関税発表による)25年春に見られたような混乱を招く」よりも、米国との既存の2国間合意を維持する国も出てくる可能性があると述べた。
一方、ベルギーのシンクタンク「ブリューゲル」のニクラス・ポワティエ研究員は、EUと米国の貿易協定には政治的な疑問符が多く残っていると述べた。この協定では欧州側が譲歩し、不利な立場に立たされたとみられている。同氏は「合意が崩壊するような状況も考えられる」と語った。
[ロイター]

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