<想像力豊かでお利口さん、友達もたくさんいるのに小学1年生の息子は暗い顔。米小説家のミシェル・ハーマンがお答えします>

Q:小学1年生の息子のことで相談です。想像力豊かなお利口さんで、友達にも好かれているようだし、先生にも「誰とでも仲良くできる」と言われています。でも、休み時間に誰も遊んでくれない、と本人は暗い顔。

よく聞いてみると、彼はブロードウェイ版のロビン・フッドをみんなで演じたいのだけれど、みんなはブランコや雲梯(うんてい)で遊びたがるのだとか。「ロビン・フッドごっこでなくてもいいじゃない。みんなと遊べば?」と言っても聞きません。弟や近所の子たちは彼の提案に乗ってくれるので、同級生にもそうしてほしいのかもしれません。

何か手助けすべき? 彼が自分で友達との付き合い方を学ぶまで黙って見守るべきでしょうか?

──ロビン・フッドのママ
 

A:わが家にも「演劇人のタマゴ」がいました(もう成人して、今は演劇界で仕事をしています!)。彼女を育てた経験からアドバイスしますね。

娘には、ほかの子が何をしたがっているか考えよう、と話しました、誰もが同じタイミングで同じ遊びをしたがるわけじゃないことも。それから交換条件についても。例えば4日連続でみんなの遊びに加われば、5日目にはみんながあなたの遊びに乗ってくれるかもしれない、と。

うちの娘も息子さんと同様、学校の外ではライオン・キングごっこに付き合ってくれる友達がいたので、「気の合う友達がいっぱいできるといいね」とも話しました。娘が1年生の頃は、たまたま同じ場に居合わせた子供たちと一緒に遊ぶよう、さりげなく後押ししました。そして、その中で同じような興味を持ち、演劇ごっこを楽しんでくれそうな子を見つけるように、と。

娘はダンス教室や劇団主宰のデイキャンプなど、いろいろな場で共通の趣味を持つ友達がたくさんできたみたい。親はちょっとしたヒントを与えるだけで十分。想像力豊かで賢い子なら、友達とのベストな付き合い方をきっと自分でつかんでくれますよ。

── ミシェル・ハーマン(小説家、スレート誌人生相談員)
 

©2019 The Slate Group

<2019年11月5日号掲載>

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