宝石・貴金属を購入し200万円以上を現金で支払うときには「本人確認」などの手続きが求められるが、買い手の申告が事実かどうかをチェックする体制はない。
日本のメディアは外国人が日本の社会保障制度を悪用している問題を盛んに論じている。対策は必要にせよ、損害額は大騒ぎするほどではない。一方で、不透明な現金取引は放置されている。全くもって理解に苦しむところだ。

レジス・アルノー
RÉGIS ARNAUD
1971年、フランス生まれ。仏フィガロ紙東京特派員、在日フランス商工会議所機関誌フランス・ジャポン・エコー編集長を務める。著書に『誰も知らないカルロス・ゴーンの真実』など。
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