──反政府勢力が政権を取れば、問題は解決するのか。

反政府勢力が与党になったからといって、汚職や貧困などの問題が解決されるとは限らない。ただ、現政権が紡いできた麻薬カルテルなど国際犯罪組織とのコネクションが一度切れるのは確かだ。

ベネズエラ経済の再建には、経済自由化と投資の法的保護が必要だ。短期的には石油産業に頼らざるを得ず、すぐには石油依存脱却とはならない。しかし長期的には、石油以外の産業を振興していくだろう。

現在もカカオ豆の輸出など石油以外の製品の輸出も拡大しつつある。また豊かな鉱物資源を元手に、国内で造られた鉄やアルミの輸出もチャベス政権以前には行われていた。それら産業の回復も急務だ。

世界が脱石油を目指す中で、長期的な石油依存は得策ではない。国内諸産業の立て直しと経済多角化を長期的に見据えつつ、短期的には石油産業の立て直しが重要になる。

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