欧州連合(EU)の欧州委員会は5日、交流サイト(SNS)のXに搭載される生成AI(人工知能)Grok(グロック)で加工できる女性や子どもの性的な画像は違法だとの見解を示した。

ロイターなどは先に、グロックで作成された裸に近い画像がオンライン上で拡散していると報じた。こうした機能はXでこれまで「スパイシーモード」と呼ばれていた。

欧州委のトーマス・レニエ報道官は、Xがこうした機能を提供していることを「よく認識している」とし、「これ⁠はスパイシーではない。違法で不快だ‍。それがわれわれの見解で、欧州では認められない」と述べた。

また英情報通信庁(Ofcom)は同日、この問題を巡る「深刻な懸念」を認識‍しているとし、グロックがどの‍ように裸の画像や子どもの性的画‍像を作成できたのかや、利用者保護の法的義務を怠っていないかについて、X側に説明を要求した。

フランスの閣僚らは、性的画像につい⁠て検察当局と規制当局に報告し、「性的・性差別的」コンテンツは⁠「明らかに違法だ」と‍指摘。インドの電子情報技術省もXの現地法人に書簡で問題を指摘した。

一方、米国はまだこの問題に対処しておらず、連邦通信委員会(FCC)や連邦取引委員会(FTC)、司法省からコメントを得られていない。

[ロイター]
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