進化の観点からも重要

ノッティンガム・トレント大学教授(心理学)で論文の上級執筆者であるブリジット・ウォーラーによれば、この研究は、人間がほかの動物に比べて顔の表情を発達させてきた背景に、興味深い視点をもたらす可能性がある。

「今回の研究は、進化の観点からも重要だ」と、ウォーラーは言う。「複雑な顔の表情は、私たちがより強力な絆を形成し、社会生活をより円滑に行うことに役立つ」

では、自分の表情の豊かさは、どうやって評価すればいいのだろう。

「私たちは、自分の表情を客観的に評価するのが得意とは言えない。だから人と会話しているときの表情を録画するのがいい」と、カバナは言う。「自分がどれくらい顔の筋肉を動かしているか、どれくらい笑い、眉をつり上げたりしているかに注目する。そして、ほかの人と比べてみる」

第一印象は、会って1秒もたたないうちに決まることがある。好感度アップのためにまず鍛えるべきなのは「表情力」かもしれない。

【動画】研究チームが分析したビデオ通話の映像
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