もう1人の候補として軍情報機関トップのキーロ・ブダノフ国防省情報総局長の名前も挙がっている。
指揮官としての経験は浅いが、クリミア大橋の爆破など、大規模な破壊工作で功績を上げている。
昨年の反攻作戦で大規模な領土奪回に失敗し、アメリカの軍事支援が米議会で宙に浮いたままの現状を考えれば、ウクライナにとって今後の見通しは暗い。
だが、悪いニュースばかりではない。
「実際にウクライナが大きな成功を収めている点を認識することが重要だ」
と、英政府高官は匿名を条件に言った。
ウクライナは黒海の西半分を支配することに成功し、クリミア周辺からロシアの黒海艦隊の大部分を追い出した。
穀物輸出はロシアの封鎖後ほぼ停止状態になり、世界中で食料価格を高騰させたが、今年は侵攻前の80%まで回復すると予測されている。
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