世界食糧計画(WFP)のエテファ中東担当報道官は23日、イスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘が始まって以来、衝突が起きているパレスチナ自治区ガザの南部以外にはほとんど食品の支援が届かず、飢餓の恐れが出ていると警告した。

昨年10月7日にハマスによる奇襲を受けたイスラエルの攻撃によってガザの約230万人いる住民の大部分が避難を余儀なくされ、食品や水、医薬品の深刻な不足が起きている。

 

エテファ氏は「ガザ、特にガザ北部の必要となっている場所に入るのが難しい」とし、「ガザの南部以外にはほとんど支援が届いていない。(中略)ガザで地域的な飢餓のリスクは依然残っていると思う」と言及した。

戦闘開始以来、ガザ北部への援助物資の搬入は制限されており、数週間にわたって外部からの援助が完全に遮断されていた。

エテファ氏は「WFPだけでなく、ガザ北部への支援が組織的に制限されている」と指摘した。

国連人道問題調整室(OCHA)も今月、イスラエル当局が支援物資を届けるためにガザ北部に立ち入ることを組織的に拒否しており、それが人道活動を著しく妨げていると非難した。



[ロイター]
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