特筆すべきは、地球上で最も洗練された政治家たち、とりわけオバマ前大統領と接したことがあるヘンリーなら、この逸話を明かすことがいかに無分別なことかぐらい知っていたはずだ、という点だ。

ヘンリーはオバマ夫妻と親しい間柄で、イギリスの放送局BBCラジオ4でゲスト編集者を務めたときにオバマにインタビューしたことがある。

2017年12月、ヘンリーは真面目で高尚なインタビューを完璧に行った後、最後に投げかけた短い質問のなかでこう尋ねた。「ボクサー?それともブリーフ?」

「申し訳ないが」と、自由世界のリーダーだったオバマは応じた。「そのような質問には答えられない」

オバマがその話題を封じたのは当然だ。それはこれまで築いてきた厳粛なイメージを矮小化し、国民の間に存在する洗練された雰囲気を損なうからだ。

イギリスの調査会社ユーガブによると、バラク・オバマは、イギリスの政治家を差し置いて、エリザベス女王に次いでイギリスで2番目に人気のある公人であり、妻のミシェルはキャサリン妃に次いで4番目だ。トップ10に入るアメリカ人は、他にマーティン・ルーサー・キング・ジュニアがいるだけだ。

ヘンリーの凍傷体験のような話をオバマが明かすことなど、到底考えられない。

メーガンの人気はカミラ以下

ロンドンの調査会社レッドフィールド&ウィルトンが本誌のために行った世論調査によると、12月5日から1月16日の間にヘンリーの好感度は+38から-7に、メーガンは+23から-13に低下した。

メーガンの人気は今やカミラ王妃よりも下だ。『スペア』で英王室を非難したものの、ヘンリー夫妻の好感度は、チャールズ3世、ウィリアム皇太子、キャサリン妃より低くなった。

同時期に、ヘンリーとメーガンの称号に対するアメリカ国民の見方は大きく変化し、現在では45%が称号剥奪を支持し、反対する声は26%となった。

12月5日の時点では、43%が「称号を残すべき」、27%が「剥奪すべき」と答えていたことからすると、ほぼ逆転したといえる。

ヘンリーが家族のプライベートな会話を『スペア』に収録したことについては、アメリカ人のほぼ半数にあたる44%が間違っていると答えたのに対し、正しいと答えたのは26%だった。

王室の人種差別はなかった!?