そこで大勢の仲間に会い、依存症から脱するには仲間の存在がとても大事だと実感した。似たような体験をした人たちと話をすると、自分は異常ではないと思えてくる。
20年にグレー・エリア・ドリンキング・コーチの資格を取得した。依存症とまではいかないが、飲酒の問題がある人たちを助ける役目だ。
そうした活動を通じてアルコール依存症からの立ち直りを目指す人たちのコミュニティーづくりに情熱を燃やすようになり、ポッドキャスト「ワン・フォー・ザ・ロード」を立ち上げた。それがきっかけで自分の体験を書こうと思い立ち、同名の本も出した。
今でも夢に母が現れたことが断酒のきっかけになったと確信している。日々気苦労は絶えないが、あれから酒は一滴も飲んでいない。
2026年10月13日号(10月6日発売)は「創刊40周年 世界に映った日本の姿」特集。
復刻版の創刊号特集で読む日本の「これまで」と「これから」
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