筋骨格系の負担に注意

「公平性を考えれば、ウオーキングとランニングを比較するべきではない」と、フォードは言う。

「より多くの筋肉を使い、より大きなパワーを使い、より速い運動能力を発揮するランニングがウオーキングに勝ることは確かだ。一方で、ウオーキングも優れた運動であり、健康維持や減量に役立つ」

ランニングのほうが効率的であるという点はオールズも同意する。

「ランニングもウオーキングもほぼ同じ健康効果が得られるだろうが、時間効率はランニングのほうが良い。1分間のランニングは約3.5分間のウオーキングに相当する。長生きという目標には、歩いても到達できるが、走ったほうが早く着く」

とはいえランニングは筋骨格系に負担がかかるので、全ての人に向いているわけではないと、オールズは言う。

「有酸素運動としては、ウオーキングでは若い人の健康増進にとって十分な強度が得られないだろうが、高齢者には十分だろう」

結局のところ、全ての人にとって重要なのは、活動的であり続けることだ。ランニングもウオーキングも健康に大きな効果がある。オールズが言うとおり、「運動をしないよりは、するほうが体にいい」のだ。

ニューズウィーク日本版 進化する世界の鉄道
2026年10月20日号(10月14日発売)は「進化する世界の鉄道」特集。

鉄道黄金期を迎えたヨーロッパを旅する――コリン・ジョイス(ジャーナリスト)/豪快かつ特異なアメリカ大陸鉄道史/膨張する中国鉄路の野望/「夢の超特急」リニアの現実/韓国、アフリカ、インド……世界を駆ける鉄道新事情

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます