韓国をボイコットするというファンの試みは別にしても、BTSメンバーの入隊が決まったことで韓国が何を失うのか?という議論にはなかなか興味深いものがある。ちなみに、BTSが6月に活動休止を発表した際には、BTSのマネジメントを行う企業ハイブ(HYBE)の株価は、2年前の上場以来の最安値を更新した。

BTSが、デビュー以来の10年近くにわたって韓国経済に多大な貢献をしてきたことは間違いない。2018年には、ヒュンダイ研究所が、BTSの韓国経済への貢献額は、年間36億ドル以上にのぼるとの調査結果を発表している。さらにアナリストからは、2014年〜2023年までの期間で、BTSによる韓国経済への貢献は総額29.1兆ドル(約4333兆円)にのぼるだろうとの予想も出ていた。

K-POP関連株は暴落する?

「韓国には、今後起きることに関して驚くべき前例がある。BTSの『活動休止』が見出しを飾っただけで、K-POP関連企業の株価が暴落した」と、あるファンはツイートした。「政府はここまで、長々と結論を引き延ばしてきた。そのせいで今、BTSが3年間にわたって活動しないことによる150億ドルの損失をこうむることになった。韓国政府はBTSの力を認めなかった代償を払うことになるだろう」

別のユーザーは、BTSが2030年の万博誘致支援のため15日に釜山で行った無料コンサートに言及したこう書く。「BTSが釜山でやったことを見れば疑いの余地はない。韓国の音楽業界やエンターテインメント業界、スポーツ業界、映画業界などの業界に属するで、BTSがこの1日で成し遂げた韓国経済や文化への貢献をまねられる人はいない」

このユーザーは、さらにこう続けた。「BTSのコンサートひとつで、周囲のあらゆるものが恩恵を受ける。BTSは、ほかにはまねできない、たくさんのプラスの効果をもたらしてくれる存在だ」

釜山で行われたこのコンサートには、5万5000人以上のファンが集まり、オンライン配信でライブを見た視聴者は5000万人にのぼったという。

コンサートの中で、JIMINは、ステージ上からこう語りかけた。「コンサートがもう終わってしまうのは悲しいけれど、今日がすべてじゃない。僕たちはこれから30年間活動を続け、70歳になってもパフォーマンスするつもりだ」

(翻訳:ガリレオ)

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