<ESG投資をめぐって、内部告発者を解雇。ついに独検察・金融当局の捜索が入った>

フランクフルトにあるドイツ銀行本店と同行傘下の資産運用大手DWSグループに5月31日、独検察・金融当局の捜索が入った。

ESG(環境・社会・企業統治)投資をめぐって、うわべだけ環境に配慮しているように装う「グリーンウオッシュ」の疑いがかけられている。

DWSでは昨年、サステナブル投資責任者のアメリカ人のデジレー・フィクスラーが、同社はESGの取り組みを誇張した上でサステナブル投資の呼び込みに利用していると告発し、その後に解雇された。

DWS側はこのグリーンウオッシュ疑惑を一貫して否定しているが、米司法省や米証券取引委員会、独連邦金融監督庁がそれぞれ疑惑について調査を進めてきた。

ドイツ銀行本店は4月29日にもマネーロンダリングとの関係が疑われる取引について報告が遅れたとして捜索されており、約1カ月に2度捜索される事態に。

6月1日にはDWSのアソカ・ブアマンCEOの辞任が発表された。

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