MI6が教えてくれた「真の脅威インテリジェンス」
なぜなら、真の「脅威インテリジェンス」とは、不正なIPアドレスやハッシュ値のデータを検知することではない。敵が次に何をするかをすでに察知し、数カ月前から彼らを待ち構えていたという確信だ。相手が決して気づかないほど深く潜り込む必要がある。
真のサイバー戦士とは、書いたコードの行数や保有するゼロデイの数では測れない。それは、敵の次の一手をどれだけ早く──多くの場合、敵自身が気づくよりも早く──見抜けるか、そして最初の銃弾が発射されるはるか前に、どれだけ静かに戦場を支配しているかで測られる。
険しい道を一歩ずつ登る覚悟さえあれば、インドの点滅するダイヤルアップ回線から、世界で最も伝説的な諜報機関の頂点へ行ける。筆者はまさにその生き証人である。
【関連記事】
【画像】日本は意外にも...「世界で嫌われている国」ランキングを示す地図、2位はアメリカ
日本企業の「夢の電池」技術を中国スパイが流出...APB「乗っ取り」騒動、日本に欠けていたものは?
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由