――彼が亡くなったときは誰もが悲しんだ。

著書を読み、番組を見ていると、誰でも彼の友達のような気分になる。友達と一緒に旅しているような気分にね。だから誰もが、もうあんな旅はできないと喪失感を抱いたのだ。世界中の人々とあれほど気さくに話し、飾らぬ表情を引き出した番組ホストは彼しかいないだろう。

――ボーデインの生き方やレガシーの何を伝えたかった?

彼は並外れた探求者で、好奇心の塊だった。伝えたいのは、現地に行って人々の生活を見てほしいということ。トニーが常に心掛けたのは先入観なしに物事を見ることだ。彼は晩年、「断言できることは何もない」という意味の古代ギリシャ語のタトゥーを入れていた。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 ヘルスリテラシー 健康知識を読み解くクイズ50
2026年6月2日号(5月26日発売)は「ヘルスリテラシー 健康知識を読み解くクイズ50」特集。

偽情報があふれる時代。医療・健康の知識を正しく見極め理解する最適の方法は?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます