匿名の論説を掲載するという決定のお粗末さは、恥ずかしいという言葉では済まないが、将来の教訓になることを私は心から願っている。アメリカの敵はわが国の政治的分断を知っており、それをさらに悪化させる上でクリックベイトやアウトレイジ・ジャーナリズムが果たす役割についてもよく知っている。
大統領選に関しては全てのアメリカ人が、投票とそれに関する未確認の人騒がせな主張を信じたり拡散したりすることに慎重になってほしい。私たちは外部からの介入を予測し、それに備えるべきだ。
幸いにも、州と地方の選挙当局は事態を真剣に受け止めている。彼らは連邦政府の司法機関やサイバーセキュリティーの専門家と協力し、開票が安全で信頼できるものになるよう24 時間態勢で取り組んでいる。
問題は、NYTを含むメディアがこの困難に際して、アメリカの利益のために闘えるかどうかだ。
[筆者]
マルコ・ルビオ(MARCO RUBIO)
アメリカ上院議員(共和党)。フロリダ州議会議長などを経て2010年に上院議員に当選。2016年大統領選の共和党予備選に出馬。現在は上院情報特別委員会の委員長を務める。両親はキューバ移民。
<2020年11月17日号掲載>
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