[6日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は6日、高すぎるインフレを抑制するため、米連邦準備理事会(FRB)はさらなる利上げが必要になる可能性が高いとの見方を示した。

デイリー氏はCNBCとのインタビューで「政策をさらに引き締める必要があると予想している」と述べた。ただ、具体的な時期や引き上げ幅についてはまだ明確ではないとした。

デイリー氏は、世界は多くの面で非常に不安定に見えるとの見方を示し、「そうした不安定要因は考慮に入れる必要がある」と指摘。その上で、「どこへ向かうべきかが正確に分からない状況では、より多くの情報を収集し、慎重かつ段階的に対応していく必要がある。しかし、さらなる措置が必要になる可能性は高く、経済がそれを求めるのであれば、われわれはそれを実行する用意がある」と述べた。

また、インフレ高止まりが続いている状況に言及し、インフレは最優先課題である必要があると指摘。この日発表の10月の雇用統計が市場予想を大幅に上回ったことは「朗報」だとし、堅調な労働市場により、FRBはインフレ対策をやり遂げる余地が生まれているとの見解を示した。

さらに、投資家がAI(人工知能)主導の需要拡大を巡るリスクを再評価する中、ハイテク株の価格は「痛み」を伴いながらも秩序立った形で再評価されていると指摘。その上で、AIの価格再評価が需要鈍化の兆候を示しているのであれば、成長がやや減速する可能性があるとの見方を示した。

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