[ワシントン 6日 ロイター] - ベセント米財務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表は、中国の何立峰副首相と両国の経済関係について協議し、釜山で結んだ貿易合意に基づく約束を直ちに履行するよう中国政府に求めた。米財務省が6日明らかにした。
ベセント氏はソーシャルメディアへの投稿で「中国が約束を完全かつ即時に履行することの重要性を強調し、最近の中国の行動に対する懸念を提起するとともに、進展は具体的な成果次第だと指摘した」と述べた。
財務省は声明で、米国は「中国による合意の履行状況を注視する」と述べた。
中国側は、関税の譲歩が依然として主な狙いだとの姿勢を示しており、中国商務省は5日、米国産農産物の購入に前向きだが、双方が相互の関税引き下げで合意することが条件との立場を表明した。
9月にワシントンで行われた中国の習近平国家主席とトランプ米大統領の首脳会談を受けて、両国は600億ドル規模の相互関税引き下げ案をまとめたが、最終決定に至っていない。
ホワイトハウスは5月、中国が2026年から米農産物を年間170億ドル購入することで合意したと発表した。今年の目標額は期間に応じて按分される。この購入は昨年10月に約束した米国産大豆の購入に上乗せされる。