[東京 6日 ロイター] - JFEホールディングスは6日、2027年3月期の連結純利益(国際会計基準)予想を従来の1500億円から1300億円(前年比85.3%増)に引き下げると発表した。千葉地区の製鉄所が豪雨と台風25号で被害を受け、粗鋼生産が減少したことが主因。
会社予想は、IBESがまとめたアナリスト9人の予想平均値1342億円とほぼ同水準。
同製鉄所では冠水などによる被害で生産への影響が長期化しており、粗鋼生産が最大約70万トン減少、コスト増を含む一過性の損失は500億円程度に上る見通し。棚卸資産の評価差益を加算し、純利益は前回予想から200億円の下振れを見込む。中東情勢によるコスト上昇を含むスプレッド(鋼材販売価格と主原料価格の差)の悪化も引き続き収益を圧迫している。
年間配当予想は変更はなく、1株当たり80円を維持する。
中間期(2026年4─9月)決算は、純利益が前年比101.7%増の537億円となった。売上収益、事業利益のいずれも前年を大幅に上回った。