Saeed Azhar
[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスは5日、109人のバンカーを誰もが望むパートナーの地位に昇格させたと発表した。2010年以来最大規模のパートナー昇格者数となるが、トランプ政権によるダイバーシティー(多様性)推進策への攻撃が米企業界に引き続き影響を及ぼしていることから、これまでとは異なり、昇格者の属性別内訳は公表されなかった。
隔年で行われるこのパートナー任命は、24年の95人から増加。パートナーシップはゴールドマンが非上場企業だった時代の名残で、当時はパートナーたちが自らの資金を出し合ってトレーディングや投資銀行業務を支援し、その結果生じた利益や損失を分担していた。
ゴールドマン幹部は、属性別データを公表しなかった理由として、近年の法的環境の変化を挙げる一方、同社は依然として従業員の多様性が企業の商業的成功にとって極めて重要と考えていると説明した。
24年には26人の女性(全体の27%)がパートナーに昇格したと発表。昇格者にはヒスパニック系の幹部が6%、黒人幹部が4%含まれていた。
今回の昇格は来年1月1日に発効。ゴールドマンのトップリーダーを含む約500人で構成されるこのグループは、現在も同社の企業文化において重要な役割を果たしている。ある幹部によると、そのうちの100人以上が女性となる見込み。
デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は昇格者について、「当社のグローバル事業に際立った貢献を果たし、リスク管理を効果的に行うことに継続的に注力してきた」と述べた。