David Shepardson
[ワシントン 5日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)は5日、商業宇宙打ち上げ・再突入に関する規制の簡素化を提案し、来年に宇宙関連の許認可枠組みを全面的に見直す計画だと発表した。イーロン・マスク氏のスペースXやジェフ・ベゾス氏のブルーオリジンにとって追い風となる可能性がある。
FAAは、飛行の中断が義務付けられない場合の定義の変更を提案するとともに、問題発生による打ち上げやミッションの中断が必須となる要件や基準を明確化すると説明。また、宇宙船の地球落下時の破砕に関する規則や、宇宙デブリが地上の人の体に衝突するリスクを算出する方法についても、規則の改定を提案している。
ホワイトハウスは、2030年までに年間少なくとも1000回の打ち上げ・再突入を実現したいと考えている。昨年の打ち上げは178回だった。昨年の打ち上げ総数は13年の10倍に達しており、スペースXが活動を支配している。
規則改正により、スペースXやブルーオリジンが打ち上げ承認を得るのが容易になる見込みだ。両社はコメント要請に応じていない。