[ワシントン 5日 ロイター] - 米下院の共和党有力議員らが、エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)に対して、中国政府に情報を渡していたとされる中国人女性と親密な関係にあったとの報道について議会で説明するよう求めている。ロイターが確認した書簡で分かった。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)は先月、米当局がアリス・フアン氏を捜査していると報じた。同氏はエヌビディアから人工知能(AI)半導体を購入しているシンガポール企業メガスピードの元幹部。米当局は、中国向け輸出が禁止されている先端AI半導体を中国政府が入手するのを支援した疑いでメガスピードを調べている。

議員らは11月4日付の書簡で、NYTの報道と、エヌビディアの「敵対国によるスパイ活動に対する安全対策」について、18日に非公開で説明するようフアンCEOに要求。報道は「(中国による)米国の機微な技術や情報へのアクセスを巡り、国家安全保障上の重大な懸念」を生じさせると指摘した。

エヌビディアは書簡についてコメントしなかったが、アジアのクラウド事業の顧客に提供しているのは通常の業務情報であり、営業秘密や米国の安全保障に関わる情報ではないと強調した。

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