[5日 ロイター] - サウジアラビアは5日、紅海沿岸の石油輸出拠点ヤンブーに危険が及ぶ恐れがあるとして警報を発した。イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジへの攻撃を続けており、イラン戦争を巡る戦線が拡大している。

イエメンでフーシ派と交戦しているサウジ主導の連合軍は、イスラム教の聖地メディナに向けて発射されたミサイルを破壊したと発表した。サウジの民間防衛当局は、イエメンと国境を接する南東部シャルラにも緊急警報を発した。

フーシ派は5日、攻撃実施について発表していない。ただ、前日にはシリアのシャラア暫定大統領がサウジを訪問する中、リヤドの国際空港を攻撃したと発表した。サウジ当局はこの攻撃を確認していない。

世界最大の石油輸出国で米国の主要同盟国でもあるサウジは、フーシ派との戦闘再開を受け、米国のほか欧州や中東の各国に防御と攻撃の両面で支援を求めている。

エジプトは10月、地域最大級の規模を誇る自国軍によるサウジ支援を承認した。

一方、トルコはサウジ、パキスタンとの相互防衛協定を批准する見通し。協定には集団防衛条項が盛り込まれており、北大西洋条約機構(NATO)で2番目に大きい軍を持つトルコがサウジ防衛を担うことになる。英国は10月、フーシ派の空からの攻撃からサウジの都市を守るため、防衛任務に戦闘機を派遣すると表明した。

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