Atsuko Aoyama

[東京 5日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 157.88/157.91 1.1260/1.1261 177.78/177.79

午前9時現在 158.35/158.36 1.1232/1.1238 177.90/177.95

NY午後5時 158.38/158.41 1.1227/1.1230 177.86/177.89

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤と比べてドル安/円高の157円後半で推移している。株式の動向に左右される相場が続き、軟調な日経平均や米金利の低下を受けてドル/円も軟化した。米中間選挙結果を受け、イランでの戦闘終結期待から原油価格が下落基調にあるとして、今後の原油価格動向がドル/円相場の鍵になるとの見方もある。

朝方は158円前半で推移していたドルは、日経平均の下げや米金利の低下を背景に157円後半までじりじりと値を下げた。いったん158円台を回復する場面もあったものの、午後にかけては158円をやや下回る水準でのもみ合いが続いた。

米中間選挙の結果を巡っては、民主党が上下院とも多数派を握ったとしても自由な裁量が得られるわけではないとの見方が聞かれる。人工知能(AI)関連の規制強化への懸念などから株が一段安となればドル/円の下げにつながるとの見方は依然として根強い一方、事前の織り込みも入っていたことなどもあり、株式市場やドル/円相場の下げは深まらなかった。

前日はむしろドル/円相場の底堅さが意識されたとの声もあり、円ロング気味だったドル/円のポジション解消がイベント通過後に一部で進んだことが指摘されている。ボラティリティーが低下する中では、「アップサイド(上方向)にはそれほど動かないと思いながらも、キャリー(金利差から生じる収益)を取ったほうが有益」(ス​タンダードチャータード銀行東京支店の江沢福紘マーケッツ本部長)として、ドル買い/円売りにつながる可能性もあるため、円買い方向には行きづらくなるとの見方もある。

一方、高止まりからの巻き戻しが続く原油相場に関しては、一段安か持ち直しかが次の展開として鍵となりそうだという。このまま下がり続けるようならインフレ懸念を背景とする利上げ見通しの変化も想定され、「ドル/円相場では円高方向のファクター」(江沢氏)という。

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