Colleen Howe

[北京 5日 ロイター] - 5日の中国株式市場で、クリーンテクノロジー関連株が急伸した。米中間選挙で勝利した民主党が議会を主導し、クリーンエネルギー支援を強化するとの期待が広がった。中国企業が世界の主要供給元となっている太陽光発電や蓄電池分野への恩恵が期待された。

民主党の勝利で、再生可能エネルギー向けの税額控除復活や、排出規制を後退させる動きへの監視強化につながる可能性がある。モーニングスターのアナリスト、チェン・ワン氏は、「米国は太陽光とエネルギー貯蔵で大規模かつ収益性の高い市場で、中国の供給者が両分野を支配している。貿易障壁が低下すれば大きな上昇余地が生まれる可能性がある」と述べた。ただ、株高は具体的な政策提案よりも市場心理によるところが大きいとの見方も示した。

上海の科創板新エネルギー指数は午前の取引で6.46%上昇。インバーター製造の陽光電源は7.45%、太陽光パネル製造のトリナ・ソーラーは5.51%、電池製造の寧徳時代新能源科技(CATL)は5.17%それぞれ上昇した。米国でも再生可能エネルギー関連株が買われた。

ジェフリーズのアナリスト、アラン・ラウ氏は、人工知能(AI)関連から投資先を移す動きも支援材料と指摘。ただ、バイデン政権も中国製品に対する通商調査を数多く開始したとして、再生可能エネルギー支援が中国の輸出企業に対する実質的な市場開放につながるとは限らないと述べた。

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