[バンコク 4日 ロイター] - タイの主要経済団体で組織する商業・工業・金融合同常任委員会(JSCCIB)は4日、2026年の経済成長率予想を2.4─2.6%とし、従来の2.1─2.5%から上方修正した。製造業と輸出の好調が背景。
経済成長の主要なけん引役である輸出は18─22%増と予想し、従来の12─16%増から大幅に引き上げた。
・JSCCIBは、製造業生産指数の算出方法変更により、26年1─9月の工場生産が前年同期比2.6%増になったと説明した。従来の算出方法では減少していた。
・25年の成長率は2.4%と、域内の他国に後れを取った。
・JSCCIBは、国内生産を促進するため、輸入電気自動車(EV)への物品税率を35%に引き上げる措置を支持している。
・タイ工業連盟(FTI)のピムジャイ・リーイサラヌクン会長は記者会見で、この措置により27年の国内自動車生産台数は7%増の155万台に押し上げられる見通しだと述べた。
・JSCCIBによると、タイの自動車・部品産業は国内総生産(GDP)の約10%を占め、80万人超の雇用を支えるほか、中小部品供給業者は3000社超に上る。
・タイは、比亜迪(BYD)やトヨタ自動車など自動車メーカーにとって、域内の主要な生産拠点となっている。