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[4日 ロイター] - 米食品大手クラフト・ハインツは4日、北米コーヒー事業を6億5000万ドルの評価額でプライベートエクイティー(PE)会社ワン・ロック・キャピタル・パートナーズに売却すると発表した。スティーブ・カヒレーン最高経営責任者(CEO)は、中核事業である加工食品と調味料事業への経営資源集中を鮮明にしている。

米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) 、英ユニリーバ 、スイスのネスレ など消費財コングロマリットは近年、事業ポートフォリオの合理化を進めてきた。しかし、カヒレーン氏は1月にCEOに就任して間もなく、クラフト・ハインツの分割計画を保留し、まずは既存の問題解決を優先した。

カヒレーン氏は健康志向の消費者を引き付けるため、タンパク質を豊富に含む食品や電解質を配合した飲料の開発に注力しており、マーケティングとイノベーションへの支出を7億ドル増額する取り組みを主導している。

「マックスウェル・ハウス」や「ゲバリア」などのブランドを手がける北米コーヒー事業の売却手続きは2027年半ばに完了する見込みだ。

クラフト・ハインツは売却後も同事業の株式30%を保有し続ける。カヒレーン氏は、これは非中核事業における株主価値向上につながると述べた。コーヒー事業はポートフォリオの他事業に比べて利益率が低く、純売上高に占める割合は約3%にとどまる。

コーヒー事業からの撤退は賢明な判断との見方もできる。米飲料大手キューリグ・ドクターペッパー は3日、消費者がより安価なブランドへの切り替えを進めているため、第4・四半期の米コーヒー事業の利益成長率が鈍化すると警告した。

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