Gram Slattery
[ワシントン 4日 ロイター] - トランプ米大統領は4日、共和党が中間選挙で歴史的な敗北を喫してから数時間後、選挙後初めて公の場に姿を見せた。発言の大半は、ホワイトハウスの大宴会場についての長い説明だった。
政権は午前中、沈黙を続けた後、午後の早い時間になって急きょ記者団を呼び集めた。作業員が大宴会場の鉄骨をつり上げる式典で、トランプ氏はこれが最後の1本だと述べた。大宴会場の柱について「美しい石灰岩を削り出して造っている」とし、「最高級とされるコリント式のデザインだ」と説明した。
共和党は3日の選挙で大敗した。選挙戦略担当者の一部は政権に対し、ワシントン各地に豪華な建造物を建てるのではなく、イラン戦争を終わらせ、消費者のために物価引下げに重点を移すよう求めてきた。
トランプ氏は2日、選挙前最後のテレビ演説の大半を、政権が進める人工池「リンカーン記念堂リフレクティングプール」の改修に充てた。このほかホワイトハウスの花こう岩製ヘリコプター発着場、公共ゴルフ場の改修などの事業を進めており、ポトマック川沿いには高さ250フィートのアーチの建設を計画している。選挙後初めて公の場に登場したトランプ氏の言動からは、方針を転換する意向はほとんどうかがえなかった。
4日の約20分間の式典では、威信を示すための事業に多くの時間と労力を費やしているとして批判を受けていると認めたが、大宴会場は国の栄光のために必要だと述べた。
「私は気に入っている。気が休まる」とし「至る所にシャンデリアがあるところを想像してほしい。大理石の床を想像してほしい。素晴らしいものになる」と語った。