[3日 ロイター] - ドイツの自動車メーカーBMWは3日、2026年通期決算で主力の自動車事業の利払い・税引き前利益(EBIT)予想を下方修正し、前期比で0.5%減から0.5%増の範囲になるとの見通しを示した。従来予想は1-3%の増加を見込んでいた。下方修正は5カ月間で2回目となった。
中国での需要低迷を受けた人員削減の加速や、事業再編に伴う費用が膨らむのが理由。BMWは約8000人の人員削減を柱とする事業再構築策を最近発表した。
26年通期の自動車納車台数は5-9.9%減ると予測した。BMWは4日に26年第3・四半期決算を発表する。
自動車事業のフリーキャッシュフローが25億ユーロ(約28億ドル)を超えるとの見通しは据え置いた。
ドイツの自動車メーカーは、世界最大の自動車市場である中国での販売低迷を受けて利益見通しを引き下げる動きが相次いでいる。中国ではより安価な国産ブランドが台頭し、ドイツメーカーにとって確実とみなされていた利益源ではなくなってきた。
メルセデス・ベンツ は先週利益予想を下方修正し、フォルクスワーゲン(VW) も大規模な事業再編を背景に業績が低迷している。