Joseph Ax

[3日 ロイター] - 米国で3日、中間選挙の投票が始まった。トランプ大統領の2期目発足から2年間に対する審判を下す場となる同選挙について、世論調査や非党派のアナリストらは、民主党が共和党から下院の過半数を奪還するとの見方を示す一方、上院の行方は依然として不透明だ。

上院を巡る攻防は、州全体で激戦となっている約10の選挙区で繰り広げられており、その大半は共和党の牙城だ。

歴史はトランプ大統領率いる共和党に不利に働いている。現職大統領の政党が中間選挙で議席を失わなかったのは、第2次世界大戦以降わずか2回のみである。トランプ氏の支持率は、対イラン戦争や、それに伴う燃料価格の上昇などを背景に過去最低水準付近で推移している。

トランプ氏は3日、フォックス・ニュースに「結果は予想よりも良いものになると思う」と語り、3日遅くにホワイトハウスで開票結果を見守ると述べた。

米司法省は3日、全米50州に1000人の選挙監視員・監視要員を配置すると発表し、投票日の監視活動としては史上最大規模だと述べた。司法省当局者によると、優先地域には、過去に有権者のアクセスに問題があった地域や、有権者が威嚇の標的になる可能性がある激戦区が含まれるという。

今回は下院の全435議席に加え、上院の100議席のうち35議席が改選される。民主党が両院で過半数を得るには、下院で少なくとも3議席、上院で4議席を奪う必要がある。

民主党に失敗の余地はほとんどない。同党は、現有議席を全て死守すると同時に、2年前にトランプ氏が2桁の差で制したアラスカ、アイオワ、カンザス、ネブラスカ、オハイオ、サウスカロライナ、テキサスの各州のうち、少なくとも2州で勝利を収めなければならない。

世論調査では、民主党はこれら全ての州で、僅差でリードしているか、逆転可能な範囲内にあることが示されている。

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