[北京 30日 ロイター] - 中国国営通信新華社は30日、同国初の艦載型ステルス偵察・攻撃無人機「GJ21(攻撃21)」が、初の発着艦を実施したと報じた。無人機技術を軍の近代化に組み込もうとする中国政府の取り組みが鮮明になった。
発着艦は、076型強襲揚陸艦「四川」で行った。四川は076型強襲揚陸艦の1番艦で、2024年12月に進水。電磁式カタパルトと着艦拘束装置を備え、固定翼無人機やヘリコプター、揚陸用装備を搭載できる。
新華社は、今回の試験で、海軍が大型艦艇から固定翼ステルス無人機を運用できることが示されたとし、「中国の強襲揚陸艦計画における飛躍的進展」と伝えた。
中国国営中央テレビ(CCTV)は30日、四川が10月下旬に海上試験を連続して実施したと伝えた。試験の場所は明らかにしていない。
GJ21は、中国政府が25年に開催した第2次世界大戦終結80年記念の軍事パレードで初めて公開された。
中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報時報は30日、軍事専門家の話として、GJ21はステルス戦闘機「J35」や「J20」より機体が小さいものの、戦闘行動半径は大きいと伝えた。またGJ21は低コストで、極超音速ミサイルとは異なり、回収して何度も再配備できると述べたという。