Kentaro Okasaka
[東京 2日 ロイター] - 赤沢亮正経済産業相は2日の閣議後会見で、3日の米中間選挙に関し、米国がホルムズ海峡を経由する中東産原油の代替調達先であることに触れ「わが国のエネルギー安全保障の確保に重要な役割を果たしている」と説明。「その米国の行方を占う中間選挙だ」と重要性を指摘、「結果を注視している」と語った。同日発足の防災庁への期待感も示した。
米国について「覇権国であり、世界一の軍事大国、経済大国なので、その選挙の結果や影響は少なからず米国の外にも影響を与える」とも話した。
一方、自身が石破茂前政権下で設置準備担当相を務めた防災庁が同日発足したことについて「徹底した事前防災、そして発災時の対応から復旧復興までの一貫した災害対応の司令塔としての役割を果たすことを期待している」と語った。 初代防災相となった細野豪志氏に関し、東日本大震災の後の福島第1原発事故の対応で中心的な役割を果たし「危機管理をライフワークと心得ている、あまり数的には多くない政治家の一人だ」と期待感を示した。
また、「災害大国であるわが国には、他国よりはるかに多い災害に関する貴重なデータが存在する」と指摘。がれきから生存者を発見したり原発事故対応に当たったりするフィジカルAI(人工知能)の社会実装を進め「災害対応力を抜本的に強化し、ピンチをチャンスに変えていく取り組みをしていきたい」と話した。