[ブラジリア 30日 ロイター] - ブラジル政府は、大統領選に敗れたフラビオ・ボルソナロ上院議員が米国へ出国した経緯を巡り、アルゼンチン政府の関与について説明を求めるため、ブラジリアに駐在するアルゼンチンの外交トップを呼び出した。ブラジル政府の関係者2人が30日に明らかにした。アルゼンチン側は呼び出しを受けたことを否定している。

関係筋によると、ブラジル外務省は29日、アルゼンチン大使館のマリア・エミリア・コルテス臨時代理大使を召喚した。

アルゼンチンのキルノ外相は、ブラジル側の措置を報じた報道についてXで「説明を求められた事実はない」と投稿した。ブラジル外務省はコメントを控えた。

ボルソナロ上院議員は28日朝に米国に到着した。

アルゼンチン当局によると、ボルソナロ氏は妻と娘2人とともに27日夕方、橋を渡ってアルゼンチン北部に入国した後、チャーター機に搭乗。その後、エクアドル経由でマイアミに向かった。

28日に公表した書簡の中で、ボルソナロ氏は自らがブラジルの正当な「指導者」だと主張したほか、アルゼンチンのミレイ大統領の支援に感謝の意を示したが、詳細には触れなかった。

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