Florence Tan
[シンガポール 2日 ロイター] - 2日アジア時間の原油先物は1%超下落している。イランとカタールの当局者が、米国とイスラエルによる対イラン戦争の終結に向けた合意を目指し、3日連続で協議したことが背景。
0011GMT(日本時間午前9時11分)時点で、北海ブレント先物は1.59ドル(1.40%)安の1バレル=111.84ドル。米WTI先物は1.56ドル(1.50%)安の102.56ドル。
北海ブレントは、3日の米中間選挙後に米国とイランの紛争が再び激化するとの懸念から、半年ぶりの高値で10月の取引を終えていた。
KCMトレードのチーフマーケットアナリスト、ティム・ウォータラー氏は「先週の大幅上昇を受け、今朝の原油相場はテクニカルな調整で下落している」と指摘。「何らかの外交的進展への期待が残っていることに加え、週末に軍事的な緊張の大幅な高まりがなかったため、目先の価格上昇圧力がひとまず和らいだ」と述べた。
ただ、市場は中間選挙後にイランを巡る発言が強硬さを増し、北海ブレントが120ドルに向けて上昇する可能性を引き続き警戒しているとした。
イランのアラグチ外相は1日、「継続中で進展している」協議の目的は仲介役のカタールとの意見交換を続けることだと説明。イランは「防衛と外交の両方」に備えていると述べた。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は1日、12月の生産目標を据え置いた。