[東京 30日 ロイター] - 村田製作所は30日、2027年3月期通期の連結純利益予想(国際会計基準)を従来の3380億円から前年比69.3%増の3960億円へ引き上げた。人工知能(AI)サーバー向けのコンデンサーが好調に推移した。IBESがまとめたアナリスト19人の予想平均値3683億円を上回った。
売上高は前年比23.4%増の2兆2600億円、営業利益は同84.5%増の5200億円を見込む。従来予想はそれぞれ2兆1100億円、4300億円だった。
あわせて、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の増強計画を発表した。2026年度から30年度までの5年間に総額約1兆円を投資する。内訳は、建屋向けが約3500億円、生産設備向けは約6500億円。
中島規巨社長は決算会見で「30年度のMLCCの売上高は、25年度比で約2倍以上となることを想定している」と述べた。