Emma Rumney
[ロンドン 29日 ロイター] - ビール大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)が29日発表した第3・四半期決算は、コスト上昇が重荷となったものの、利益は市場予想と一致した。
世界販売数量で首位のABインベブをはじめとするビール各社は、エネルギーや軽油、アルミニウムなどのコスト上昇に見舞われている。
ABインベブの既存事業ベースの営業利益は3.9%増加した。売上高の伸びは予想を上回ったが、一部の国では原材料コストが増収効果を相殺した。
米国、欧州、南アフリカなどの主要市場で、原材料や流通、輸送のコストが上昇した。これらの市場では、販売・マーケティングへの投資も利益を圧迫した。
営業利益率は34ベーシスポイント(bp)低下して36.1%となり、売上原価は72億1000万ドルと、2023年以来の高水準に達した。
売上高は大半の地域で伸び、15市場で販売数量が過去最高を記録した。しかし中国の売上高は16.8%減と大きく落ち込み、全体の伸びを抑えた。