[ソウル 29日 ロイター] - 韓国のサムスン電子が29日発表した第3・四半期決算は、営業利益が前年同期の約9倍に増え、過去最高を記録した。人工知能(AI)向け半導体の堅調な需要が追い風となった。ただ、投資家はAI投資の持続性になお警戒感を抱いている。
営業利益は107兆4000億ウォン(800億4000万ドル)で、自社予想と一致した。前年同期は12兆2000億ウォンだった。
競合のSKハイニックスは28日、好調な決算と楽観的な業績見通しを発表。AI需要に支えられた半導体業界の利益成長が失速するとの市場の懸念が和らぎ、サムスン電子とSKハイニックスの株価上昇につながった。
サムスン電子もSKハイニックスと同様の需要見通しを示し、2027年に半導体供給がさらに不足すると予想した。
また、第3・四半期の配当として30兆ウォン(1株当たり4601ウォン)を支払うと表明した。