Yuka Obayashi

[東京 29日 ロイター] - 29日アジア時間の米原油先物は約1ドル下落し、前日の上昇分を一部縮小している。市場参加者は、中東紛争の激化が域内のエネルギー供給に一段の混乱をもたらすリスクを見極めている。

米WTI先物は0.92ドル(0.9%)安の1バレル=101.86ドル。一時は101.75ドルまで下落した。前日の28日は3%上昇していた。

イエメン政府軍によると、親イラン武装組織フーシ派は28日、アデン空港を攻撃した。中東紛争に巻き込まれた貧困国イエメンで戦闘が激化する中、同派は攻撃に先立ち、空港から退避するよう警告していた。

フーシ派は27日、サウジアラビア最大の製油所をミサイルで攻撃したと発表した。米国に次ぐ世界第2位の産油国であるサウジへの攻撃を強めている。

サウジ当局は、日量55万バレルの処理能力を持つ同製油所への攻撃を直ちには確認しなかった。

交渉について説明を受けた当局者によると、仲介役のカタールは、米国およびイスラエルとの戦争終結に向けた新たな合意案をイランに提示した。ただ、イラン高官は、受け入れられない考えを示したにすぎず、提案と呼べるものではないと述べた。

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